アレルギーの原因を究明せよ!発生メカニズムを解説

今まで何ともなかった食べ物や身の回りの物がある日突然食べられなくなったり、触れなくなったりするのがアレルギーです。
子供に多いアレルギーですが、40代以上の大人でも突然アレルギーを起こすことがあります。

アレルギーは「どの物質でアレルギー反応が出るのか」を把握しておくことが大切です。
そこで、アレルギーの原因や代表的な物質についてわかりやすく解説します。

目次

  • アレルギーには種類があるが原因は同じ
  • よくある1型アレルギーの原因とは
  • アレルギーの原因になるアレルゲンって何
  • アレルゲンによって出る症状も違う
  • レルギーの原因を取り除くことは可能

アレルギーには種類があるが原因は同じ

アレルギーは大きく分けて1型〜4型まで4つのタイプがあります。
なかでも、アレルギー患者の大半を占めるのが1型です。

1型の特徴は「アレルギー反応がすぐに出る=即時型」であるという点です。
アレルギーで一番多い症状である「花粉症」や「アトピー性皮膚炎」「気管支喘息」などがこの1型です。

一方、2型や3型は自己免疫疾患で「貧血」や「血小板減少」「過敏性肺炎」などの症状があります。
2型〜3型も1型と同様の即時型なので、原因物質と接触してから数分〜数時間で症状が現れます。

これに対して、4型は遅延型アレルギーに分類されます。
金属アレルギーなどの「接触性皮膚炎」「橋本病」「ツベルクリン反応」などが主な症状です。

症状に応じて4つの型に分類されてはいますが、アレルギーの原因はすべて「免疫の過剰反応」です。
人間の体にはウイルスや異物を排除したり、無毒な物質に変えたりするための「免疫」と呼ばれる防衛機能が備わっています。
一度、体内に入ってきた物質に対して、効果的に除去できるように「抗体」を作るのが免疫の役割です。

この抗体が過剰に生成され、逆に体に悪影響を与えるのがアレルギーの主な原因になります。

体に与える影響によって4つのタイプに分類されていますが、基本的に原因は同じです。

よくある1型アレルギーの原因とは

1型〜4型までのアレルギーの原因となるのが「アレルゲン」と呼ばれる物質です。
アレルゲンは別名「抗原」とも呼ばれ、その種類は無数にあります。

何がアレルゲンになるかは個人差が激しく、全くアレルギー反応を示さない人もいれば、複数のアレルゲンを持っている人もいます。
代表的なアレルゲンは「花粉」「ハウスダスト」「動物の毛」、食物では「鶏卵」「牛乳」「小麦」などです。

これらのアレルゲンが体内に入ると「IgE抗体」と呼ばれる抗体が生成されます。
Ige抗体は皮膚や粘膜に存在するマスト細胞と呼ばれる細胞に付着します。
この状態でアレルゲンが体内に入ってIgE抗体に付着すると、マスト細胞内のヒスタミンなどが放出され「かゆみ」や「じんましん」などが出るという仕組みです。

Ige抗体は本来、数が増えないように調整されていますが、アレルギー体質の人はIge抗体が過剰に生成されてしまいます。
増えたIge抗体がアレルギー反応を起こし「じんましん」や「発疹」「かゆみ」などを引き起こします。

さらに、症状が重い人は「アナフィラキシー」と呼ばれる症状を引き起こして「意識喪失」や「呼吸困難」など命にかかわる症状までも引き起こしてしまうのです。

アレルギーの原因になるアレルゲンって何

アレルゲンは、通常であれば体に害のない物質です。
花粉やハウスダストも少量であれば人体に悪影響を及ぼすほどのものではありません。

特に「鶏卵」「牛乳」「小麦」などの食物は重要な栄養素です。
本来、人間にとって必要であるにも関わらず、体が有害物質と認定してしまい、過剰攻撃を行うのがアレルギー反応です。

上にあげた物質以外にも「ダニ」や「カビ」、食品であれば「落花生」「ソバ粉」「エビ」「カニ」などの甲殻類なども代表的なアレルゲンになります。

アレルゲンの種類は非常に多彩で、人によってどれがアレルゲンになるかも違うので「ひょっとしてアレルギーの症状かも」と思う物があれば、病院でアレルギーテストを受けてみましょう。

症状が軽いうちに「何が自分にとってのアレルゲンなのか」を把握しておくことが大切です。

アレルゲンによって出る症状も違う

アレルゲンは人によって無数にありますが、アレルゲンによって出てくる症状は、ある程度判別できます。

一般的に、食品アレルギーの場合は「皮膚のかゆみ」「じんましん」、花粉症は「鼻や目の粘膜のかゆみ」「涙」「鼻水・鼻づまり」などです。
気管支喘息の場合は「喉のイガイガ」「咳」、粘膜症の場合は「口の中やまぶたが腫れる」「口がイガイガする」などの症状が出ます。

これらの症状が継続的に出てくる場合はアレルギーを疑ってみましょう。

アレルギーの原因を取り除くことは可能

アレルギーを完治させる治療法は残念ながらありません。
症状がひどい場合は、アレルギー反応を抑えるステロイドや投薬治療などが行われていますが、これはあくまでも「対処療法」になります。
症状を一時的に抑えるだけなので、根本的な治療とは言えません。

さらに、強い副作用のあるステロイドを多用していると、一時的に症状が楽にはなりますが、その後さらに重い症状がぶり返すことも多々あります。

ステロイド治療による副作用を気にして、ステロイドを使わない免疫療法を行う人もいます。
免疫療法はアレルギー反応が出にくい体に体質を改善する方法ですが、100%全員が治るわけではありません。

したがって、自分のアレルゲンを把握して「食べない」「触れない」「近寄らない」ことが一番の対策となります。

 

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