リウマチと貧血は併発しやすい?原因と対処法!

リウマチと貧血は併発しやすい?原因と対処法!

めまいがしたり、足元がフラフラしたりする貧血。貧血が起きる原因はさまざまであり、リウマチも貧血を引き起こす原因のひとつだと考えられています。

ここでは、リウマチの人や家族がリウマチの人を対象に、リウマチで貧血になる原因や対処法について解説します。

目次
* 貧血とは?どのような症状が出るの?
* リウマチで貧血が起こる原因とは
* 顔色が悪い?リウマチによる貧血の判断方法
* 鉄剤が効かない?リウマチによる貧血の治療方法
* 食生活に注目!貧血を少しでも改善するには

貧血とは?どのような症状が出るの

貧血は誰にでも起こりうる、ポピュラーな症状です。貧血は主に、血液中のヘモグロビンの量が減ってしまうことで引き起こされます。
ヘモグロビンとは、赤血球にある鉄とタンパク質が結びついたものであり、酸素と結びついて全身に酸素を届ける働きがあります。

このヘモグロビンが減少してしまうと、臓器や身体に充分な酸素が行き届かなくなり、酸欠状態になってしまうのです。
そして、酸欠状態になると貧血の主な症状である、動悸・息切れ・めまいなどが引き起こされます。

リウマチで貧血が起こる原因とは

リウマチ患者は、手首や膝などに関節炎が起きるケースが多く見られます。
それに加えて、リウマチは全身病であるため、関節の炎症だけでなく貧血になる人が非常に多い傾向だと考えられています。

これは体内で炎症が起きたときに多く作られる「サイトカイン」が骨髄の造血を抑えたり、貯蔵されている鉄の利用を障害したりすることが原因です。
本来サイトカインは、身体が正常に機能するために重要なタンパク質です。
しかし、サイトカインが増えすぎてしまうと、炎症や痛みが進行してしまう原因につながります。

また、リウマチの治療で用いられる抗リウマチ薬や鎮痛剤は、副作用として造血が抑制される場合があります。
これらの原因から、リウマチ患者は貧血を起こすリスクが高いと考えられているのです。

顔色が悪い?リウマチによる貧血の判断方法

リウマチによる貧血が起きているかどうかは、血液検査で判断できます。
血液検査では、主に赤血球やヘマトクリット、それからヘモグロビン、血小板などの値を確認します。

検査の結果として、これらの値の低下が見られる場合は、貧血だと判断される場合が多いでしょう。

鉄剤が効かない?リウマチによる貧血の治療方法

リウマチによって貧血が起きている場合、鉄分の不足を補うために鉄剤を処方されるケースは多く見られます。
しかし、リウマチによる炎症で鉄剤を飲んでも効き目が悪く、貧血状態が続いてしまうケースも珍しくありません。

鉄剤が効かない場合は、ほかの原因に目を向けることも大切です。
なかでも注目すべきポイントは、痛み止めによる副作用です。
痛み止めを服用すると、副作用として胃潰瘍になり、出血が引き起こされる場合があります。

胃潰瘍は食後に胃の不快感があったり、空腹時に胃がキリキリと痛んだりすることが主な症状です。
これらの症状に心当たりがある場合は、胃潰瘍を疑ってみましょう。

リウマチによる貧血が続いているときは、胃潰瘍による出血がないか確認し、リウマチの改善に努めることが先決です。

食生活に注目!貧血を少しでも改善するには

食生活に注目!貧血を少しでも改善するには

貧血の改善を目指すうえで、重要になるのが「食生活の見直し」です。
少しでも貧血の症状を抑えるために、貧血の改善が期待できる食生活を意識しましょう。

まず、貧血の改善に欠かせないのが「鉄分」です。
鉄分は肉類やレバー、魚の血合いなどに多く含まれます。
マグロやイワシなどの魚にも鉄分が多く含まれているため、積極的に摂取すると良いでしょう。

また、ほうれん草やプルーンなども、鉄分が多く含まれている食材です。
鉄分は肉や魚に含まれる良質なタンパク質と一緒に摂取することで、吸収が良くなります。

さらに、健やかな身体を目指すには「ビタミンC」が欠かせません。
ビタミンCは痛みを抑える、ステロイドホルモンの分泌を促してくれる働きがあります。
また、非ヘム鉄の吸収率を上げてくれることもうれしいメリットです。

ビタミンCはゆずやオレンジなどの柑橘類、それから赤ピーマンやブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。
毎日の食卓にこれらの食材を取り入れると、貧血の改善に役立つでしょう。

それに加えて「タンパク質」も重要な栄養素のひとつです。
リウマチは慢性消耗性疾患であり、炎症が続くと体力の低下を招きやすくなります。
体力を維持するためにも、高タンパクな食事内容を意識することが大切です。

それに、タンパク質はヘモグロビンの材料になります。
脂肪分が少ない赤身肉や魚、大豆製品には良質なタンパク質が豊富に含まれているため、積極的に摂取すると良いでしょう。

ただし、高タンパクを意識しすぎると、体重が増加してしまう場合があります。
食べ過ぎて肥満状態になると、かえって関節への負荷がかかってしまう原因になるため、きちんとカロリー調整を行うことが肝心です。

貧血の症状をできる限り抑えるためには、鉄分・ビタミンC・タンパク質の3つの栄養素を、バランス良く取り入れることが大切です。
しかし、毎日これらの栄養素を欠かさずに摂取することは難しいという人も多いでしょう。

食べ物からの摂取が難しい場合は、サプリメントを取り入れることも良い方法です。
なかでも、サプリメントは鉄分やビタミンだけでなく、タンパク質の構成物質であるアミノ酸など、豊富な栄養素が含まれています。

外食が多かったり料理をする時間がなかったりする場合は、サプリメントで上手に足りない栄養素を補うと良いでしょう。

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